日蓮宗信仰徒然

日蓮宗信仰徒然

現証 祈雨

文三年(1358)夏には深刻な干ばつが京都を襲ったが、大覚妙実は天皇の詔によって法華経による祈雨の祈祷をした。すると、たちまちに雨が降る霊験を示した。この功績により日蓮聖人、日朗上人(六老僧・日像の師匠)、日像上人に菩薩号を賜わり、大覚妙実自身も大僧正に任じられた。